沖ヨガとは?代表的な6つの特徴と期待できる効果とは?

沖ヨガとは?代表的な6つの特徴と期待できる効果とは?

ヨガにはさまざまな流派があります。それぞれに特徴があるため、自分に合ったものはどれかと模索している人も多いのではないでしょうか。今回はその中でも日本発祥の沖ヨガについてお伝えします。

1)ヨガとは

ジムだけではなく、専門のスタジオも数多くあり、ヨガを実践する人も年々増えてきています。ヨガ人口は100万人を超えて、女性を中心に広まっています。そもそも、ヨガとは何なのでしょうか。まずは、ヨガそのものについて見ていきましょう。

意味

ヨガとは、サンスクリット語で「くびきをつける」という意味です。心は揺らぎやすいものなので、身体や感覚とつなぎとめる必要があります。自身の心をコントロールできるようになろうと考えられたのが、ヨガと言われています。

歴史

ヨガの起源は、紀元前2500年頃にインダス文明に発生したといわれています。その後、紀元前1000年頃にウパニシャッド聖典の中でヨガという言葉が記載されています。紀元後400年頃に、ヨーガスートラ教典が成立しました。

この経典は、ヨガを体系的にまとめたもので、瞑想を中心に本当の自分を見つめ、どう生きるかを内側から探す方法が記載されています。1600年頃にはハタヨガが体系化され、世界にヨガが広がりました。

これまでにヨガブームは2度あり、第一次は1970年代で、瞑想を中心とした静的ヨガです。第二次は1990年代で、エクササイズ中心の動的ヨガです。

種類

ヨガには長い歴史があるため、種類もさまざまです。代表的なものについて簡単に説明します。

(1)ジュニヤーナヨガ
知のヨガと言われ、哲学を探求することを主体としています。正しい知識を学び、正しく認識することで解脱に到達するといわれています。

(2)バクティヨガ
信のヨガと言われています。神に祈りをささげることにより、神の恩寵によって解脱に到達するといわれています。

(3)カルマヨガ
奉仕活動を重視しており、行のヨガと言われます。日常生活を修行の場として考え、いい行為を行うように心がけます。

(4)ラージャヨガ
瞑想のヨガとも呼ばれています。座法を組み、瞑想を行うことが主体となります。ヨガスートラでまとめられたものが起源とされています。

(5)ハタヨガ
アーサナ(座法)を主体としたヨガです。現在主流とされているものです。アーサナによって身体の状態を整えることにより、瞑想を行いやすくします。

(6)マントラヨガ
マントラ(真言)を使うヨガです。一般的には、マントラに簡単なメロディをつけて唱え、一人が先導して他の参加者が後に続いて唱えます。

八支則(はっしそく)

八支則は、パタンジャリが編纂したといわれているヨガスートラの中に書かれています。八支則をまもり、実践することでヨガの目的を達成できるようになるといわれています。ラージャヨガだけではなく、ハタヨガなどでも重視されている考え方です。

(1)ヤマ(禁戒)
他人や物に対して、日常の中で行ってはいけないことです。非暴力・正直・不盗・禁欲・不貧の守るべき5つの心得です。

(2)ニヤマ(勧戒)
日常生活で実践するべきとされるものです。清浄・知足・苦行・読踊・自在神祈念の5つの行いです。

(3)アーサナ(座法)
心の安定のためには身体が安定しなければいけない、という考えにより、身体を鍛錬して整えるために行われます。

(4)プラーナーヤーマ(調気法)
瞑想を深めるために行う呼吸法のことです。呼吸をコントロールすることにより、体内のエネルギーを調整できるようになります。

(5)プラティヤーハーラ(制感)
感覚のコントロールを行います。特に自分の内側に感覚を向けられるようにすることで瞑想へとつなげていきます。

(6)ダーラナ(集中)
意識を一点に集中していくことです。自身の意識を安定させて瞑想の準備を行います。

(7)ディヤーナ(瞑想)
途切れずに瞑想を続けることです。プラティヤーハーラとダーラナが深まっている状態ともいわれます。

(8)サマーディ(三昧)
ヨガの最終目的であり、悟りを開くことです。

2)日本でのヨガ

ヨガ 公園

日本におけるヨガは、806年に瑜伽(ゆが)として伝わったのが最初といわれています。精神集中や瞑想を行う修行法として、現在は真言宗や天台宗の「阿字観(あじかん)」等として伝わっています。
ヨガについて教えを説き始めたのは、1919年に天風会を創設した中村天風です。人間の思考を自然と調和することにより、潜在能力を引き出す方法である心身統一法を広めました。

その後、日本にヨガブームを起こしたのが沖正弘です。1958年に日本ヨガ協会を設立し、自身の研修したヨガを求道ヨガ(沖ヨガ)と命名して広めました。

3)沖ヨガとは

沖ヨガとは、沖正弘氏によって体系化されたヨガです。ヨガを総合的に解釈し、禅・東洋医学や修行法などさまざまな要素を取り入れて、生活に結びつけて実践することを特徴としています。アーサナだけではなく、食や生活なども改善して心身のバランスを整えていきます。

4)沖ヨガの代表的な6つの特徴とは?

沖ヨガには、他のヨガにはない特徴があります。それぞれについて解説していきます。

特徴1:生命即神

沖氏は、神は生命のことなのだと悟ったといわれています。沖ヨガでは、生命が神であるという考えから、自身の生命を大切にして自身の声を聴くことが大切であると説いています。

特徴2:求道ヨガ

現代の多くのヨガでは、アーサナの技術の習得を目的としていますが、沖ヨガでは求道を本質としています。求道とは、行法を通じて各々の生命と向き合うことであるので、人によって異なり個性が活かされます。

特徴3:十段階

前述の八支則では不十分と考え、バクティー(祈り・信仰行法)ブッディー(仏性啓発行法)プラサダ(歓喜法悦業法)を加えています。

特徴4:総合ヨガ

一般的にヨガといえば、アーサナや呼吸法の実践が重視されますが、沖ヨガではそれだけではなく武道や強化法・浄化法などその他さまざまな行法を行います。多彩な側面を持っているため、一部だけを見て沖ヨガであるとは言えません。

特徴5:生活ヨガ

ヨガを行うことは特別なことではなく、日常においても実践して、自身の生活そのものをヨガにしていくという考え方です。

特徴6:一人ひとりヨガ

沖ヨガでは、個性の開発を大切にしています。それはアーサナだけでなく、食事や瞑想などさまざまな点においても異なるため、一人ひとりが自分のヨガを確立していくことが重視されています。

5)沖ヨガの効果

ヨガ 女性

沖ヨガは、他のヨガと異なりあらゆることを行法として行っており、一面から見たら人によってかなり異なる印象を受けます。しかしその本質はわかりやすく、自身の生命を養い自身と向き合い個性を大切にしてそれぞれのヨガを確立していくことです。

周囲に合わせることによって疲れや不調を感じている方にとっては、沖ヨガの実践は心や身体を整える手段として適したものとなります。

6)沖ヨガに関するその他のQ&A

ここまで沖ヨガに関して解説してきましたが、ここでは沖ヨガに関する疑問を解説していきます。

【Q1】沖ヨガを習える場所

以前は、沖ヨガスタジオがありましたが現在は閉鎖しています。しかし、各地にインストラクターがいるため、詳細は各連合会や事務局に問合せましょう。

【Q2】沖ヨガのインストラクターになるには?

沖ヨガ協会では、沖ヨガ指導者眼ヨガインストラクターマタニティヨガインストラクターの3つの資格を認定しています。所定のセミナーを受講することにより取得できます。

【Q3】有名なヨガの流派は?

現在、スタジオで行われることが多いのはハタヨガです。ハタヨガの中にも種類があり、有名なものにアシュタンガヨガ陰ヨガアイアンガーヨガなどがあります。全てアーサナを主軸にしたものですが、アプローチの仕方はそれぞれ異なります。

【Q4】男性でもヨガはできる?

そもそもヨガは男性が行っていたものであり、女性が積極的に行うようになったのは最近のことです。身体が硬いのでヨガはできないと思いがちですが、ポーズによっては筋力やバランス感覚が必要なものがあるため、どんな人にとってもプラスになります。自分と向き合って行う、それがヨガです。

・ヨガには長い歴史がある
・ヨガには種類があり、現在主流となっているのはハタヨガである
・沖ヨガは、ハタヨガとは異なりさまざまな要素を融合したものである
沖ヨガは、生活まで包括した総合的なものであるため、心身ともに整えることができるヨガである

沖ヨガとは?代表的な6つの特徴と期待できる効果とは?

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